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人目の巡礼者です
イギリスを旅すると、いたるところに廃墟を見出します。その多くは修道院の跡です。中世に一時は800ほどあったといわれる修道院は、1536年から1540年にかけて、プロテスタンティズムへの宗教改革を行ったヘンリー八世の修道院解散の勅令によって解体され、一部は英国国教会の大聖堂や教区教会堂、あるいは大聖堂付属の学校として現在まで用いられていますが、大部分は廃墟のまま残っています。これはその廃墟の美の紹介です。
(詳しい解説は『イギリスの修道院:廃墟の美への招待』(研究社)をご覧下さい)